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英語の冠詞とオブジェクト指向プログラミングと、アリストテレス

私は英語がたいへん苦手です。

特に英語の冠詞については、何をしたいのかよくわかりません。数えられる、数えられない、とか何を言っているのでしょう。

『日本人の英語』という本では、冠詞が主体で、それに Pen や Cat などの名詞をつけるのだ、といいます。

この言葉をヒントにあれこれ考えていたところ、英語の冠詞と、オブジェクト指向と、アリストテレスが、実は同じアイデアの元にあるものなのではないか…と思い当たりました。

英語の名詞と冠詞(a, the) の関係は、クラスとインスタンスの関係によく似ているなと。という訳で、オブジェクト指向プログラマのための(?)、a と the についての妄想です。

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『ディープラーニングG検定公式テキスト』翔泳社 日本ディープラーニング協会監修

この本はディープラーニング協会の「G検定」という試験の教科書として作られたものだそうです。(Gはジェネラリスト、だそうです)

人工知能に関する技術的な側面の歴史から、わりと最近の技術の紹介と、今行われている応用の取り組みなどを扱っていて、入門には「ちょうどいい深さ」と「十分な広さ」を持った本だと思います。

ディープラーニングについては、元々のニューラルネットワークがどうして伸び悩んだのか、何がブレイクスルーになったのか、どんな種類があって目的に応じてどんなニューラルネットが選択肢になるのか、など基本的なことが概観できます

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『何かが後をついてくる』伊藤龍平 青弓社

この本は、妖怪という、いないとされているものが、一体どういう風に人々に扱われているのかを、日本や台湾の事例などについて語ったものです。

なぜこの本の記事を書くのかと言うと、「言葉の意味」について考えるときに、「妖怪」が何か示唆を与えてくれる気がしたからです。

語られていることを要約すると、妖怪とは、身体感覚の違和感のメタファーである。身体感覚が個人をこえて人々の中で共有された時に、妖怪として認知される。その際、言葉の独り歩きが重要な役割を果たしている、ということです。

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『心の先史時代』スティーヴン ミズン 青土社

この本は人間の心がどのように発展してきたのかについての本です。心理学の、人の心は「汎用学習機構」「(領域特化型知能)スイスアーミーナイフ」「認知流動性」の三つの部分の発達からなる、という仮説をもとに、人類の祖先がどの段階でどのようにそれらを獲得していったのかを、チンパンジーの研究や考古学の成果に基づいて探ります。

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『数学の現象学〈新装版〉』鈴木 俊洋

現象学という哲学の一分野があります。
「事象そのものへ」というキャッチフレーズが示す通り、人間が実際にしている体験(現象)だけに基づこうとする哲学の手法で、その現象学を始めたのが「フッサール」です。

現象学は、のちにハイデガーなどに、実存などの問題意識を持って引き継がれて行きますが、一方で、フッサールの出発点は数学だった、とも聞きます。

フッサールが生きたのは、カントールやデデキント、フレーゲやラッセルと同じ時代。
この時代、数学とはなにかについての考え方は大きく変わり、公理によって定式化され、論理学は記号論理学になってゆきました。

つまり現象学は、数学とは何か、という議論と大いに関係をするなかで生まれてきたらしい、ということです。

そこで読んだのがこの本『数学の現象学』です。
この本には、フッサールが数学の何を問題にして、どのように考えた結果、現象学が産まれたのかが書かれています。

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