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『何かが後をついてくる』伊藤龍平 青弓社

この本は、妖怪という、いないとされているものが、一体どういう風に人々に扱われているのかを、日本や台湾の事例などについて語ったものです。

なぜこの本を紹介するのかと言うと、「言葉の意味」について考えるときに、「妖怪」が何か示唆を与えてくれる気がしたからです。

本で語られていることを要約すると、妖怪とは、身体感覚の違和感のメタファーである。身体感覚が個人をこえて人々の中で共有された時に、妖怪として認知される。その際、共感と名付け、言葉の独り歩きが重要な役割を果たしている、ということです。

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『心の先史時代』スティーヴン ミズン 青土社

この本は人間の心がどのように発展してきたのかについての本です。心理学の、人の心は「汎用学習機構」「(領域特化型知能)スイスアーミーナイフ」「認知流動性」の三つの部分の発達からなる、という仮説をもとに、人類の祖先がどの段階でどのようにそれらを獲得していったのかを、チンパンジーの研究や考古学の成果に基づいて探ります。

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『数学の現象学〈新装版〉』鈴木 俊洋

現象学という哲学の一分野があります。
「事象そのものへ」というキャッチフレーズが示す通り、人間が実際にしている体験(現象)だけに基づこうとする哲学の手法で、その現象学を始めたのが「フッサール」です。

現象学は、のちにハイデガーなどに、実存などの問題意識を持って引き継がれて行きますが、一方で、フッサールの出発点は数学だった、とも聞きます。

フッサールが生きたのは、カントールやデデキント、フレーゲやラッセルと同じ時代。
この時代、数学とはなにかについての考え方は大きく変わり、公理によって定式化され、論理学は記号論理学になってゆきました。

つまり現象学は、数学とは何か、という議論と大いに関係をするなかで生まれてきたらしい、ということです。

そこで読んだのがこの本『数学の現象学』です。
この本には、フッサールが数学の何を問題にして、どのように考えた結果、現象学が産まれたのかが書かれています。

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マンガ 12.h 論理学 8 アリストテレス

プラトンの学園で学んだアリストテレスは、ソフィスト達の問答競技の手法なども参考にしつつ、論証や議論の方法をまとめましたが、その中に最古の論理学とも言える「名辞論理学」がありました。

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マンガ 12.g 論理学 7 真実を知るための儀式

おかしな前提から議論を始めるとパラドックスが起こってしまうのなら、パラドックスを起こす前提を取り除いてゆけば、真実にたどり着けるはず…。

プラトンはこれを対話法という方法にし、最後に残る真実を、イデアという正しいことそのものだと考えたようです。

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※ 作中の錯視画像は、北岡明佳・村上郁也・蘆田宏らの画像を参考に作成しました。

マンガ 12.e 論理学 5 プラトンと問い

人の持つべき良い性質とは何か、その考えは正しいのかどうか、などの議論を投げかけたソクラテスは民衆の裁判により死刑になります。このことにプラトンを始めとした多くの人がショックを受けたようです。

そして、多くの人がソクラテスのしようとしていたことは何だったのかを考えた結果、「哲学」となっていったようです。

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