マンガ 6.d 「ラムダ計算2 β簡約・カリー化」

チューリングマシンと同じ能力を持つ、「ラムダ計算」のはなしの続きです。

この話は準備中ですが、漫画のページはこちら

ラムダ計算では、「関数」つまり、「何かを入れると、それを使って、ルールに沿って作られた結果が出てくるもの」で計算を表現します。

そのルールでやることは基本的に一つで、入ってきた記号で指定された部分を置きかえるだけです。(β簡約)

こんなに単純なもので、何でも計算が出来るのか…?というわけで、どうやったらできるのかを、この後見てゆきます。

まず、関数には一度にひとかたまりだけ(一文字だけではなくて、関数一つ、など)が入れられますが、2つのものを入れたい場合にも、関数の結果が関数になるようにすれば、順番に複数の物を入れてゆくことができるようになります。これをカリー化と言います。

次回は分岐やループをどうするかを見ます。予定です。