マンガ 7.c「神経神話3」

さらに神経神話の続きです。

骨相学の話は本などで割とよく見かけます。科学者の発言であっても、科学的にわかっていること、そこから言えること、もしかしたら言えるかもしれない仮説、日常生活的な本人の考え、などの各々のコンテキストがきちんと分けられて発言されたり、伝えられているとは限りません。
さらに、伝言ゲームで尾ひれがついて、神経都市伝説を作ってゆくのでしょうか。

この話は準備中ですが、漫画のページはこちら

脳はめちゃくちゃに実装されたよくわからない回路のようですから、全てわかった気になった時は、ちょっと落ち着いたほうがよいのかもしれません。

参考文献
『カンデル神経科学』Eric R. Kandel ほか  メディカル・サイエンス・インターナショナル

神経科学の教科書です。分厚いのに全ページカラー、充実の内容に加えて、翻訳も読みやすく、この内容にしては安くて、とりあえず買ってしまいました…。(ほんの一部しか読めていませんが…)

骨相学はこの本を主に参考にしました。一応、知恵ちゃんの読んでいる本はこれのつもりですが、値段に税金いれ忘れてますね…。大きい本なので、電車で読むのはかなり厳しいでしょう。