「第14章自然主義の興隆」から。
「自然化」という言葉を哲学で時々聞くのですが…。
「プラグマティズム入門」に関して、一時期大流行したプラグマティズムと対立する考え方、「論理実証主義」を中心に書いておきます。
プラグマティズムは、「道具主義」や「実用主義」などと訳されている、哲学的な立場の名前です。
科学でわかることだけが真実だ、とか、どんなことにもその価値には優劣はない、のような考え方だと理解されることもあるようで、今ひとつ何だかわからなかったので、この本を読んでみました。
わかりやすい本なのですが、すんなりとは理解できなかったので、補助線などとともに書いておきます。
タイトルは科学哲学となっていますが、「科学の歴史」「科学哲学」「科学社会学」の三つがセットになった本です。