「まんが/ラビリンス」カテゴリーアーカイブ

Labyrinth-2.d「不完全性定理④-ヒルベルト計画」

漫画へのリンク:「不完全性定理④-ヒルベルト計画

ようやくヒルベルト計画の内容にたどりつけました…。
 公理系,形式化、無矛盾、完全…といろいろな話が出てきて、ごちゃごちゃしてしまいましたので、ごく簡単に要約すると…

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Labyrinth-2.c「不完全性定理③-論理主義・直観主義」

「数学とは何か、でもめています」

「無限の技を使うのは、数学として許されるのか否か」に決着をつけるために、数学とは何か、という問題を見てみます。

「論理主義」は数学は論理だという主張、「直観主義」は数学は人間のすることだという主張です。論理主義がうまくいけば無限の技を使えたのですが、論理で作った数学もパラドクスと無縁では無いようです。

そこで、人間の能力を超えた無限の技の封印を主張する直観主義者との対決となるわけですが、この戦いに勝つための作戦が「ヒルベルトプログラム」、ということになります。

漫画へのリンク:「http://mangag.com/manga/?p=23420

参考文献
『論理の哲学』 飯田隆 編 講談社選書メチエ

論理主義や直観主義がどういう主張なのかを知りたいときにはこの本がわかりやすかったです。不完全性定理についても扱っています。

Labyrinth-2.b「不完全性定理②-無限の技・集合」

「ゲーデルの不完全性定理により、人工知能ができないことは証明されているのか?」という問題を考えるために、ヒルベルト計画を追いかけます。今回は、集合とパラドックスを見てみました。

「数学とは一体何か?」という大きな問で終わっていますが、これは数学の哲学の領域のようですね。

http://mangag.com/manga/?p=23420

前回挙げた参考文献、『ゲーデル 不完全性定理』を、主に参考にしています。

強力な秘奥義をマスターしたヒルベルト、この技をパラドックスの呪いから救い出すことはできるのか!?そして数学とは一体何なのか。次回「論理主義・直感主義」!
の予定。

集合をあみだしたカントール自身はパラドックスについてはあまり気にしていなかったそうです。

Labyrinth-2-a「不完全性定理①」

漫画へのリンク:「不完全性定理①

今回は「ゲーデルの不完全性定理」です。
言葉しか出てませんが…。
これは「人工知能をコンピュータで作る。けど、コンピュータって何だっけ?」につながる話です。また、ゲーデルの定理があるから人工知能はできない!みたいな主張は時々見かけます。

しばらく不完全性定理が続きます。

参考文献:
『ゲーデルの謎を解く』 林晋 岩波科学ライブラリー

ほぼ書いたあとで見ました。この本、わかりやすいですね。最初の一冊はこれが良かったのかも…。

『ゲーデルの定理 利用と誤用の不完全ガイド』トルケル・フランセーン 田中一之訳 みすず書房

ゲーデルの不完全生理とはなにかという話とともに、巷にあふれる不完全性定理の誤用を正してゆく本です。お勧めです。

『ゲーデル 不完全性定理』 林晋/八杉満利子 岩波文庫

不完全性定理の翻訳と、ヒルベルトプログラムの中での不完全性定理の位置づけや証明の構造などの解説からなっています。ヒルベルトプログラムについてよくわかりますが、不完全性定理の解説は難し目。

 

『無限論の教室』野矢茂樹 講談社現代新書

無限の技とその問題点、ゲーデルの定理までをコントの様な講義に沿って軽快に解説。対角線論法や、無限の濃度など、無限の技から不完全性定理を知ることができます。
他の本が難しいと思ったら、この本から始めるのが良いと思います。

『ゲーデルの哲学』 講談社現代新書

ゲーデルその人の人生や考えについて概要を知りたい場合にはこの本で。

Labyrinth-1 「チューリングテスト」

漫画へのリンク:http://mangag.com/manga/?p=23420
# 各回に直接リンクが貼れないことに今気がついた…。
# バックナンバーからたどってください。

第1回、「チューリングテスト」です。

「会話ができるのであれば、それには知能があると言ってもいいのではないか?」ということから、「電子メールやチャットで話した時に、相手が人間なのかコンピュータなのかがばれなければ、知能がある」とする、コンピュータに知能があるかないかを判断するテストです。

もとは、メールではなく「テレタイプライタ」というものでやり取りするのですが、今ならメールやチャットでしょうか。

しかし、一番気になっているのは、今どきの若いひとは「メール」なんて(言葉&機能)使わないのではないか、というところです…。

チューリングテストには、後ですこし戻ってくるつもりです。

次回からは「ゲーデルの不完全性定理」の予定。
何回か続けます。

参考文献:

『マインズ・アイ[上]』TBS ブリタニカ
マインズは、MIND’S なのでタイトルは「心の目(心眼?)」ですね。地雷のことではありません。

この本はいろんな文章を集めたもので、その中の一つとしてチューリングによる、チューリングリストのについての文章が乗っています。批判とそれに対する反論もしていて、今後はそれらの一部にも触れてゆきたいです。

Labyrinth.0 「黎明」

ひとまず、第0回

というわけで、マンガでまとめてゆきます…。
(一度漫画を描いてみたかったのもあって…)
絵を書くことや、せりふ回し、こまわりなどがよくわからなくてなかなか辛いですが、今後は対象の面白さを読みとっていただきたい…。

今回はイントロのみで内容がありませんが、マンガのほうが読み返しやすいので、文字でまとめるのよりも、”書いている本人が”よく理解できる気がしています。

ただ、理解不足・間違いはあることと思います。
そこで、今後も「参考にした本」を挙げてゆきます。もっと知りたい、よくわからない、変だ、と思ったらそちらにあたってみてください。

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Entrance

最近、人工知能が流行っていますね。
専門家ではないので間違いもあるかと思いますが、趣味で人工知能を見てきたことを、このページで一度まとめていきたいと思っています。